東京銀座クリニック
 
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漢方では滋養強壮や老化防止の理論や薬が多く用意されています。免疫力を増強する補剤や、血液循環を改善する駆お血剤などを活用して、漢方理論での若返り法を行います。

(例)
1) 海馬補腎丸(かいまほじんがん) :

滋養強壮・強精と疲労回復に最も良く使用される中成薬(中国の薬)です。 海馬 とはタツノオトシゴのことで、その他 鹿茸 (鹿の袋角)、 オオヤモリの尾オットセイや鹿の陰茎 などの動物生薬に、 朝鮮人参当帰 などの植物生薬が配合されていて、身体を温め、性機能をアップする生薬がたっぷり含まれており、中国医学でいう、 腎陽虚 (じんようきょ)のタイプにぴったりの元気薬 です。

腎陽虚の症状とは
膝や腰がだるい、痛む、インポテンツ、性欲減退、物忘れ、めまい、耳鳴り
脱毛、歯が弱い、老化を感じる、動作がゆっくり、眠い、顔色がさえない、
元気が無い、気力がでない、手足が冷える、腰や腹が冷える、
尿量が少ない(または多い)、などがあります。

2) 漢方煎じ薬 :

体質と症状に合わせた漢方薬を処方するためには、きざみ生薬を組み合わせた 漢方煎じ薬 が最も効果があります。
性欲減退、下半身の冷えやだるさ、には 補腎薬(杜仲・淫羊かく・枸杞子) 補陽薬(地黄・桂皮・附子・ 乾姜) を用いて生命力のアップと新陳代謝の促進をはかります。
免疫力を増強するためには、 高麗人参・黄耆・白朮(蒼朮)・甘草 などの補気薬を用い、抗酸化力を高めて血液をサラサラにするには 駆お血薬(桃仁・牡丹皮・莪朮・欝金・丹参 など)を用います。
インド伝統医学のアーユルヴェーダで古くから滋養・強精・若返り薬として使用されているアシュワガンダは体全体を若返らせる効果があります。(アシュワガンダの抗老化作用についてはこちらへ
これらを組み合わせることにより、抗老化作用のある漢方薬をつくることができます。例えば、
男性の場合には、八味地黄丸(地黄・山茱萸・山薬・沢瀉・牡丹皮・茯苓・桂皮・附子)に杜仲・淫羊かく・枸杞子・桃仁・牡丹皮・欝金・丹参・高麗人参・黄耆・白朮・アシュワガンダなどを症状に合わせて加えれば、総合的な男性用抗老化漢方薬となります。
女性の場合には、血液をサラサラにする駆お血薬(当帰・芍薬・川きゅう・桃仁・牡丹皮・紅花・田七人参・莪朮・欝金・丹参など)に滋養強壮薬(高麗人参・女貞子・枸杞子・アシュワガンダなど)やコラーゲンの補給になる阿膠を主体にすれば、肌の老化を含めて体全体の老化予防になります。

■料金:

1. 漢方煎じ薬(抗老化漢方薬):症状や体質によって処方が変わります。レトルトパックでお送りします。
1日2パック1ヶ月分(60パック)で3万円程度。
2. 海馬補腎丸:錠剤になっており、1ヶ月分で1万円。

 

 
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