副作用:
●UKRAINを健常な被験者に投与した場合、副作用は全く認められませんでした。
●癌患者に投与した場合の副作用は、癌細胞が死ぬときに放出される崩壊産物による反応によるものです。この反応は腫瘍が縮小し消滅すれば出現しなくなります。
●最初の注射のあと、次のような副作用が出る場合があります。
めまい、うつ症状、不眠、ねむけ、全身倦怠感、不安感、無気力感、など。
●特に、治療の初期には、口渇(水分が欲しくなる)、尿量が多くなる、緊張、うずくような痛み、刺すような痛み、かゆみ、熱感、腫瘍部分の焼けるような痛み、激しい発汗、寒気などの症状が出現します。
治療開始初期には軽度の吐き気が起こる場合もあります。腫瘍の一時的な腫脹や硬化が起こることもあります。
これらの症状の程度は個人差がありますが、これらは治療に反応していることを意味しています。
腫瘍が縮小してくるとこれらの症状は出なくなります。
これらの症状は、癌細胞が壊れて、崩壊した細胞成分が放出されるために生じると考えられます。したがって、腫瘍が見えなくなっても、これらの症状が完全に消えるまで治療を続けることが推奨されます。