大麻由来合法成分カンナビジオールががん細胞を死滅する

出版社 ‏ : ‎ パブファンセルフ (2024/1/24)

オンデマンド (ペーパーバック) ‏ : ‎ 141ページ

ISBN-10 ‏ : ‎ 4802085397

ISBN ‏ : ‎ 978-4802085397

価格:1600円+消費税

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カンナビジオール(CBD)は多彩なメカニズムで抗がん作用を発揮します。
抗がん剤治療の副作用を軽減し、抗腫瘍効果を高める効果があります。
疼痛や悪液質の軽減にも有効です。
CBDはがん患者の生活の質を改善し延命する大きな可能性を秘めています。
このような多くのエビデンスから、がん治療における CBD の使用に対する関心が高まっています。

 

                目次

はじめに

第1章:体内には大麻草成分が結合する受容体が存在する

体内では細胞同士が連絡を取り合っている
受容体が外部の情報を細胞内に伝える
受容体の働きを高めるアゴニストと阻害するアンタゴニスト
生体機能を制御するGタンパク質共役型受容体
大麻草成分が作用するGタンパク質共役型受容体がある

第2章:大麻の研究から内因性カンナビノイドが発見された

モルヒネの研究から内因性オピオイドが発見された
体内の細胞には大麻草成分のカンナビノイドの受容体がある
大麻成分の研究から内因性カンナビノイドが発見された
内因性カンナビノイドは細胞膜の脂質から産生される
内因性カンナビノイドシステムは人間の三大欲求を制御する

第3章:人類は古くから大麻を病気の治療に利用してきた

大麻は多くの用途で利用されてきた
中国やインドでは紀元前から大麻を薬として使っていた
約2500年前にすでに大麻はがん性疼痛に使用されていた
1830年代に英国で大麻の医療利用が始まった
米国や日本でも大麻製剤は多くの病気に使用されていた

大麻の医療用途が一時期否定されていた
大麻製剤や合成カンナビノイドがエイズやがんに使用されている

第4章:カンナビジオールはうつ症状や不安感を軽減する

カンナビジオール製品がサプリメントとして販売されている
カンナビジオールは多彩なメカニズムで薬効を発揮する
カンナビノイド受容体CB1の活性化はうつや不安感を軽減する
アナンダミドは脳内報酬系を刺激する
ランナーズハイはアナンダミドによって起こる
カンナビジオールはアナンダミドの分解を阻害する
カンナビジオールは予期性嘔吐を軽減する
カンナビジオールは恐怖感を軽減する
カンナビジオールはCB1受容体のアロステリック阻害剤

第5章:カンナビジオールはモルヒネの鎮痛作用を増強する

侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛と心因性疼痛
オピオイドはオピオイド受容体を刺激して鎮痛作用を発揮する
カンナビジオールはオピオイドの鎮痛効果を増強する
カンナビジオールはオピオイドの必要量を減らす
モルヒネは長期使用で耐性ができる
カンナビジオールはTHCとは異なる機序で抗不安作用を発揮する

第6章:人類は古くから大麻を病気の治療に利用してきた

抗がん剤は末梢神経障害を引き起こす
抗がん剤は神経細胞の微小管を傷害する
抗がん剤による認知機能の低下が増えている
カンナビジオールは抗がん剤による神経障害を緩和する
カンナビジオールは抗がん剤による味覚障害を軽減する
カンナビジオールは多彩なメカニズムで神経を保護する
カンナビジオールはグリア細胞の活性化を抑制する
抗がん剤による神経障害の予防は早い段階から開始する
米国はカンナビジオールを神経保護剤として特許を登録している

第7章:カンナビジオールは抗がん剤の心臓毒性を軽減する

がん患者は心臓血管疾患による死亡リスクが高い
多くの抗がん剤に心臓毒性が認められている
カンナビジオールはドキソルビシンの心臓毒性を軽減する
カンナビジオールはシスプラチンの腎障害を軽減する

第8章:カンナビジオールはがん細胞を死滅する

カンナビジオールはがんを縮小する
カンナビジオールで肺がんが消滅した症例
カンナビジオールは膠芽腫患者を延命する
カンナビジオールは増殖や生存のシグナル伝達系を阻害する
カンナビジオールはNF-κB活性を阻害する
カンナビジオールはGPR55を阻害する
カンナビジオールの抗がん作用のメカニズムは多彩

第9章:カンナビジオールの摂取法

薬は摂取量が増えれば効果は高まるが副作用も増える
有効量は個人によって大きく異なる
自己使用によるCBD摂取量の平均は1日50mg
摂取法によって体内利用率が異なる
油の多い食事の後に内服するとCBDの吸収率が高くなる
カンナビジオールの副作用
カンナビジオールの分解を阻害して血中濃度を高める方法

第10章:ベータ・カリオフィレンとカンナビジオールの相乗効果

カンナビノイドの薬効とアントラージュ効果
カンナビノイドとテルペノイドの相乗作用
CB2の活性化は細胞保護作用や抗がん作用を示す
ベータ・カリオフィレンはCB2の選択的アゴニスト
ベータ・カリオフィレンは多彩な抗がん作用を発揮する
ベータ・カリオフィレンは抗がん剤の副作用を軽減する
ベータ・カリオフィレンは鎮痛作用がある
カンナビジールとベータ・カリオフィレンの相乗効果
がん性悪液質を改善すると延命効果がある

第11章:カンナビジオールを使った「がんの酸化治療」

放射線と抗がん剤は酸化ストレスを高めてがん細胞を死滅する
がん細胞の酸化ストレスを高めると死滅しやすくなる
酸化ストレスは増殖と転移を抑制する
がん細胞は小胞体ストレスが増強しやすい
カンナビジオールの抗腫瘍活性は抗酸化剤で消去される
がん細胞の酸化ストレスを高める治療法
カンナビジオールを利用したがん治療のまとめ

おわりに

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