[改訂新版]ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する

今あるがんが消えていく「中鎖脂肪ケトン食


2013年1月に出版した「ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!―今あるがんが消えていく『中鎖脂肪ケトン食』」の改訂新版です。
前書の内容に30ページほど加筆して最新の情報を追加しています。

出版社 ‏ : ‎ 彩図社 (2025/9/29)

ソフトカバー ‏ : ‎ 224ページ

ISBN-10 ‏ : ‎ 4801307906

ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4801307902

価格:1800円(+消費税)

アマゾンからの購入はこちらへ

楽天ブックスからの購入はこちらへ

紀伊國屋書店からの購入はこちらへ

がん細胞は、ブドウ糖(グルコース)に対する依存度が正常細胞に比べて何十倍も高くなっています。よって、がん細胞がブドウ糖を利用できなくすれば、正常細胞にダメージを与えず、がん細胞だけを死滅させることができます。

そのために、食事中の糖分の摂取を減らして、中鎖脂肪酸トリグリセリド(中鎖脂肪)を多く摂取する「中鎖脂肪ケトン食」を実践すれば、がん細胞をピンポイントで消滅させることができます。

改訂にあたり、最新の研究に基づいた情報を大幅加筆しており、身近な食品を利用した「中鎖脂肪ケトン食」をより実践しやすくなっています。

 

目次

はじめに 

第1章 がん細胞とは何か


・がん細胞は遺伝子の異常で発生する 
・がん細胞は増殖や細胞死の制御システムが壊れている
・がん細胞は代謝が亢進している 
・がん細胞の燃料を枯渇させる治療法 
・がん細胞はブドウ糖を多く取り込む

第2章 細胞とエネルギー


・「細胞のエネルギー通貨」の異名を持つATP
・酸素を使ってATPを産生するミトコンドリア
・細胞はブドウ糖を燃焼してエネルギーを産生する 
・脂肪や蛋白質もエネルギー源となる 
・ブドウ糖がピルビン酸になる反応「解糖」
・酸素があるとピルビン酸がミトコンドリアに入ってATPが生成される
・酸素がなければ酵母は発酵でATPを産生する 
・嫌気性解糖系は発酵と同じ 

第3章 がん細胞の特徴


・正常細胞は酸素があれば酸素を使ってエネルギーを生成する 
・がん細胞は酸素があっても酸素を使わない 
・HIF‐1の役割 
・がん細胞が酸素を嫌う理由 
・がん細胞におけるワールブルグ効果の重要性
 ・ブドウ糖はがん細胞の生命線 

第4章 糖質の多い食事ががんを増やす


・インスリンの役割 
・発がんリスクを高める糖尿病と肥満 
・高血糖や肥満ががん細胞の増殖を促進する理由
・「高インスリン血症」だけでも発がんが促進される
・がん細胞の増殖・進展のカギを握るIGF‐1
・3大栄養素の摂取量の適正比率 
・炭水化物が主食になったのは 人類の歴史の中のわずかな期間でしかない 
・脂肪を多く摂っても炭水化物が少なければ問題ない 
・糖質の摂り過ぎががんを含む多くの病気の原因になっている 

第5章 ケトン体とは何か


・がん細胞が利用できない「ケトン体」
・糖質は人体に必須ではない
・エネルギー源としての脂肪 
 ・ブドウ糖が枯渇すると脂肪が燃焼し始める 
・ブドウ糖の代替エネルギーになるケトン体 
・インスリンの働きが正常であればケトン体が増えても怖くない
・ケトン体を利用すればがん細胞を兵糧攻めにできる
・β ヒドロキシ酪酸は遺伝子発現を制御する 

第6章 ケトン体を増やすための「中鎖脂肪ケトン食」

・「カロリー制限食」と「糖質制限食」
・がん対策のための食事法 
・ケトン食療法の効果と留意点 
・ケトン食療法の歴史と現在
・ケトン食の抗がん作用 
・ケトン食療法が進行がんに対して 有効性を示した研究がすでに存在する 
・長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸 
・中鎖脂肪酸は炭素数が少ないほどケトン体生成能が高い 
・長鎖脂肪酸の利用を助けるリパーゼとL‐カルニチン 
・実践しやすいケトン食とは 

第7章 がんを促進する脂肪と抑制する脂肪 


・体に良い脂肪と悪い脂肪 
・不飽和脂肪酸にはω‐3系とω‐6系の2種類がある 
・ω‐3系不飽和脂肪酸を積極的に摂取するとがん細胞は弱る 
・ω‐3系不飽和脂肪酸が豊富な食品を効率良く摂取する方法 
・α‐リノレン酸が豊富な食品
・オレイン酸を多く含むオリーブオイル

第8章 中鎖脂肪ケトン食の実践法と注意点 


・まずは主食を絶つ
・野菜や果物にも注意が必要 
・野菜や果物の摂取量を増やしてもがん予防の効果は限定的 
・加工食品の糖質
・蛋白質は十分に摂取する必要がある
・中鎖脂肪酸とがんに効く長鎖脂肪酸を上手に利用する
・食物繊維と飲み物 
・生ものと調理時の衛生管理に注意
・ケトン体を多く産生する夕食を摂って寝ている間にがんを死滅させる .
・楽しい食生活も重要 
・中鎖脂肪ケトン食の副作用
・炭素数8のカプリル酸を乳化させるとケトン体産生を増やせる
・副作用を軽減しケトン体生成量を増やす方法 

第9章 中鎖脂肪ケトン食療法の抗がん作用を高める代替医療


・ケトン食は標準治療の効果を高める 
・AMPKを活性化する「メトホルミン」
・がん細胞の酸化ストレスを高める高濃度ビタミンC点滴
・がん細胞の嫌気性解糖系と酸化的リン酸化を阻害する半枝蓮
・世界中で販売されているがん患者さん向けの栄養補助食品「Avemar」
・がん細胞のワールブルグ効果を阻害するシリマリン
・ピルビン酸脱水素酵素を活性化するジクロロ酢酸ナトリウムとR体α-リポ酸
・標準治療では抗がん剤以外の治療法がないことが問題

おわりに

 

【ご購入について】

銀座東京クリニックでも販売しています。
購入ご希望の方はメール(info@f-gtc.or.jp)か電話(03-5550-3552)でお問合せ下さい。
レターパックでお送りします。
代金は到着後の振込(三菱東京UFJ銀行または郵貯銀行)で、1800円(+消費税)です。送料は無料です。

アマゾンからの購入はこちらへ

楽天ブックスからの購入はこちらへ

紀伊國屋書店からの購入はこちらへ

 

 

| ホーム院長紹介診療のご案内診療方針書籍案内お問い合わせ
COPYRIGHT (c) GINZA TOKYO Clinic, All rights reserved.