東京銀座クリニック
 
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ミサトールデリシャス

特徴:
○ 群馬県産の青梅を原料とし、その果汁を加熱濃縮して作成した梅肉抽出エキスを主原料としたドリンクタイプの健康補助食品です。
○ 梅肉エキスは江戸時代より日本人の健康維持に貢献してきた自然食品です。その中にはクエン酸、ムメフラール、テルペン類など、健康の維持増進に役立つ物質が豊富に含まれています。
梅肉エキスに多く含まれる天然トリテルペノイドはがん細胞を殺す作用があり、抗がん作用が期待されています。実際に犬や人間の腫瘍に縮小効果や延命効果があった症例が報告されています。

お召し上がり方 :
1日1袋を目安に冷水またはお湯(約100cc)に溶かしてお飲み下さい。
がん治療の場合は1日2〜3包をお勧めします

使用上の注意:
開封後はお早めにお飲み下さい。
天然原料を使用しているため沈殿が生じる場合がありますが、品質には問題ありません。

保存上の注意:高温を避け、常温にて保存

栄養成分及びその含有量
(1袋5mlあたり)

名称: 清涼飲料水(梅肉エキス入りシロップ)
原材料名 :梅肉エキス、還元澱粉糖、甘味料(ステビア、スクラロース)、
保存料(安息香酸Na、パラオキシ安息香酸エチル)、香料
内容量:60袋入り(300ml)
価格 :60袋入り(9.000円)
製造元:AdaBio株式会社

エネルギー :4kcal
たんぱく質 :0.11g
脂  質 :0.03g
炭水化物  :1.09g
ナトリウム :1.55 mg
梅肉エキスの抗腫瘍効果について:

梅は古くからその健康増進作用が知られており、民間薬としてのみならず、漢方では青梅を燻製した「烏梅(うばい)」が健胃整腸や滋養強壮の目的で使用されています。近年、梅のもつ機能性に関して科学的な研究が行なわれており、血流改善効果、抗酸化作用、変異原性抑制効果、ヘリコバクターピロリ菌に対する殺菌効果などが報告されています。
さらに、
梅由来抽出物のミサトール(AdaBio社製)では、in vitro(培養がん細胞を使った実験)で抗腫瘍活性が示され、in vivo(生体での研究)では、犬の口腔内腫瘍や人間の癌で縮小効果が認められた例が報告されています

In vitroの研究:
ヒト胃がん細胞株(KATO-III)、ヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60)のようながん細胞を用いた実験で、増殖の抑制や細胞死(アポトーシス)の誘導などの抗がん作用が報告されています。抗腫瘍活性成分としてトリテルペノイド類が指摘されています。

in vivoの研究
犬の口腔内腫瘍(線維肉腫)に対して、ミサトールデリシャスの1日1包服用で、腫瘍の縮小や症状の改善が見られた症例が数例報告されています。
ヒトではミサトールデリシャス1日2包の服用で、膵臓がんや肝臓がんなどで抗腫瘍効果が報告されています(第34回群馬放射線腫瘍研究会、鈴木ら 2006年)

梅肉の効能についてはこちらへ

ミサトールデリシャスの肝機能障害改善作用:

第96回日本消化器病学会総会(2010年4月22日、新潟市)のポスターセッション(P-104)にて青梅加熱濃縮液ミサトールの肝機能障害に対する有効性と安全性に関する検討が報告されてます。以下が抄録です。

多施設共同研究による青梅加熱濃縮液ミサトールの肝機能障害に対する有効性及び安全性の検討
穂苅厚史(東京慈恵医科大学消化器肝臓内科)、他
【目的】我々は、青梅加熱濃縮液ミサトール(AdaBio社製)が、in vitroにおいて、Nrf2の活性化やHO-1の誘導作用、及びNF-кBの活性抑制やTNF-α、IL-6の産生抑制作用を示すことを報告してきた。そこで、今回はミサトールの抗酸化作用、抗炎症作用及び解毒作用に着目し、C型慢性肝炎や脂肪性肝障害例に対するミサトールMEの有効性及び安全性について臨床的検討を行った。
【方法】現治療においてもALTが80IU/ml以上を示す症例に対し、ミサトールMEを1日2包12週間飲用してもらい、飲用前後における肝機能を含む臨床検査値の変化を検討する対照群なしの前向き多施設共同臨床試験を実施した。主要評価項目はALTの変化率、副次評価項目はASTの変化率とし、30%以上改善した症例を有効例とした。
【結果】症例は男性30例、女性14例であった。疾患の内訳は、C型慢性肝炎27例、脂肪肝13例、その他4例であった。試験開始時のALT値は113±64、飲用終了時は75±43であり、有意な低下が認められた(p<0.001)。また、試験開始時のAST値は103±60、飲用終了時は68±38であり、有意な低下が認められた(p<0.001)。
ALTが30%以上改善した症例は21例(48%)であった。C型慢性肝炎でALTが30%以上改善した症例は15例(56%)、HCV-RNA量が5logIU/ml以上の症例においても21例中10例(48%)で改善が認められ、また、飲用後、リンパ球数が有意に増加した(P<0.05)。
脂肪性肝障害例では13例中5例(38%)が改善例であり、γGTPも有意に低下した(p<0.01)。特に、飲用前のγGTPが高いほど飲用後のALTが改善していた(rs=0.73,p<0.05)。有害事象は、因果関係不明の発疹が1例に認められただけであった。
【結論】C型慢性肝炎及び脂肪性肝障害に対するミサトールMEの肝機能障害改善効果が示唆された。
 
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