Q:銀座東京クリニックの漢方がん治療の特徴は何ですか?
「体の治癒力を高める漢方医学の伝統的知識」に「漢方薬の科学的な研究成果」と「がんに関する西洋医学の最新知識」を統合した「根拠に基づく漢方がん治療」を行ってます。免疫力や抗酸化力や抗がん作用の優れた健康食品やサプリメントも必要に応じて併用することにより「体にやさしいがん治療」を目指しています。
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Q:どのような効果があるのですか?
がん患者さんの自覚症状の改善と体力増強に効果があります。体の抵抗力や自然治癒力を高めることにより、西洋医学の攻撃的治療に耐えられる体をつくり、副作用を予防できます。がん細胞の増殖を抑える生薬を併用することにより、がんの縮小や延命効果も期待できます。ウイルス性肝炎のようにがんの発生の危険度が高い状態でもがんの発生を予防したり遅らせたりできます。
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Q:進行したがんには効果がないのですか?
進行したがんを縮小させたり消滅させる効果は弱いと言わざるを得ません。しかし、体に備わった抗がん力を引き出し、抗がん作用をもった生薬を併用すれば、体に負担をかけずにがん細胞の増殖を抑えることができ、がんと共存した状態で延命もできます。体にうまく合えば、がんの縮小を認めることもあります。また、全身状態をよくして、生活の質を高めることができます。
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Q:漢方薬の服用の仕方を教えて下さい?
漢方治療には、天然薬物の生薬を煮出した煎じ液を飲む場合と、煎じ液を工場で粉末にしたエキス製剤を使用する場合があります。いろんな理由により、煎じ薬の方が効き目が高いことがわかっていますので、当クリニックでは煎じ薬を処方することを原則としています。複数の生薬を組み合わせた漢方薬の1日分を600cc〜1000cc程度(生薬の量により変わる)の熱水で30〜60分ほど煮出して成分を抽出し、その煎じ液を2〜3回に分けて服用します。胃に何も入っていない食前(食事30分くらい前)か食間に飲むのが良いのですが、飲み忘れたり胃がもたれる場合は、食後でも構いません。
家で煎じることが困難な場合は、クリニックで煎じてレトルトパックに詰めてお送りできます。
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Q:健康食品やサプリメントを併用すると漢方治療の効果が上がりますか?
食品や薬草などから健康改善に役立つ様々な成分が見つかり、健康食品やサプリメントとして開発されています。これらの中には、免疫力や抗酸化力を増強させる効果や抗がん活性の優れたものもあります。漢方薬に使われている生薬は天然に近い形でしか使用しませんが、もし科学的な加工や精製によって優れた効果が引き出せるのであれば、伝統的な使用法だけにとらわれることなく、それらを積極的に活用する姿勢も大切です。漢方の理論の中で健康食品やサプリメントを適切に使用すると、漢方薬の効き目を高めることもできます。
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Q:副作用はあるのですか?
ちゃんとした診察の上で専門家が処方すれば、基本的に大きい副作用はありません。食事アレルギーと同じように生薬に対するアレルギー反応によって皮膚の発疹やかゆみなどが出現することがありますが、服用の中止で改善します。体が薬に反応して効いてくる過程で、倦怠感などの自覚症状がでることがありますが、多くは自然に消失します。生薬について適切な知識をもった医師の処方であれば、がんの進行を促進することはありませんし、西洋医学の治療を妨げることもありません。 |
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Q:漢方がん治療の効果について、いつどのように判定するのですか?
通常は漢方薬服用後1〜3ヶ月くらい経ってから判定しますが、進行がんの場合には1〜2週間後に評価しながら処方を修正していきます。評価としては、まず自覚症状の改善があるか否かが大切です。免疫力や体力がついてくると倦怠感や疲れやすさが軽減し食事がおいしくなります。免疫力の上昇はリンパ球の数や機能を見ることで判定します。さらに血液一般検査の結果や、がんに由来する物質(腫瘍マーカー)を測定し、その増減を見ることで判定します。最終的にはレントゲンや超音波検査などによる画像診断が最も大切です。 |
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Q:漢方がん治療を受けるには主治医の許可が必要ですか?
まず受け持ちの先生(主治医)の了解を頂き、がんの状態や治療内容を記載した診療情報提供書(紹介状)を書いてもらうのがベストです。しかし、西洋医学一辺倒の医者の中には、漢方薬や健康食品などの代替医療を否定することが多いのが実情です。治療法選択の決定権は患者さん側にあるのですが、主治医が漢方治療を認めない場合とか、主治医に相談しにくい場合もあります。そんな場合には、治療の状況がある程度わかれば、主治医の治療方針を妨げない漢方治療をこちらの判断で提供できます。
がん患者さんの多くが、治療中に主治医に無断で健康食品やサプリメントを摂取しているという報告があります。乏しい知識で健康食品やサプリメントをがん治療中に用いると、場合によっては悪い影響を及ぼすこともあります。西洋医学のがん治療に詳しい医師による漢方治療や健康食品の指導は安心感が得られるはずです。
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Q:抗がん剤や放射線療法を受けているときに漢方薬を服用しても大丈夫ですか?
ある種の抗酸化物質や植物成分などが、ある特定の抗がん剤の作用を妨 げることが報告されています。従って、抗がん剤治療中には、健康食品やハーブなどを控えるように指導される場合もあります。しかし、多くの場合において、体力や免疫力や抵抗力を高める作用のある漢方薬や健康食品やサプリメントは、抗がん剤や放射線治療の副作用を軽減し、効果を高めることが報告されています。漢方薬や健康食品と抗がん剤の相互作用について知識のある医師であれば、抗がん剤治療中にも安心して漢方治療を受けることができます。
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Qなぜ自由診療なのですか?
保険診療の枠の中でも、がん治療に漢方薬を利用することはできます。しかし、抗がん活性をもった生薬の多くは保険適応外であるため、がんに対する効き目を高める場合には、保険診療の枠の中では限界があります。また、「予防」というのは保険診療の対象にはなりませんので、再発予防の目的では保険を使って漢方薬を使用できません。
費用が高ければ経済的に続かなくなりますが、保険診療にこだわると効果が十分に得られないというジレンマがあります。効果を高める点では、自由診療の方がフレキシブルに対応できるメリットがあります。自由診療でも副作用予防や再発予防の目的であれば、1ヶ月分の漢方薬代は2〜3万円程度ですみます。
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